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第３番札所・安養院は北条政子ゆかりのお寺。第２番札所・宝戒寺からは若宮大路を南下し、県道鎌倉葉山線を東に折れて１ｋｍ。西隣に第１３番札所の別願寺がある。春のツツジが美しい。本尊は千手観音。境内には政子の墓もある。※拝観料１００円
埼玉県の中央部、吉見百穴で有名な吉見町の御所に７５番札所の安楽寺はある。地元の人からは吉見観音として親しまれている。広大な敷地の中に樹々に囲まれて本堂が建つ。本尊は聖観世音菩薩で左甚五郎作の虎の彫刻もある。
宇都宮市街地から約１０ｋｍ北西の大谷町に第１９番札所の大谷寺はある。大谷石で有名なその地にふさわしく、大谷石の屋根に覆われて本堂が建ち、弘法大師作とされる本尊、千手観音の彫刻が浮び上がる。
茂原市の西に隣接する長生郡長南町の西端丘陵地帯に第３１番札所笠森寺がある。地元では笠森観音として知られている。境内の小高い丘に建つ本堂は、四方が舞台造りになっている勇壮な構えで、思わず見上げてしまう。本尊は十一面観音。車の場合は国道４０９号線を利用。
ＪＲ横須賀線逗子駅の北、第１番札所の杉本寺からは南東に２．５ｋｍの位置に第２番札所の岩殿寺がある。鎌倉幕府の時代に源頼朝や実朝もしばしば参拝したという。また泉鏡花もよく訪れた。本尊は十一面観音。
太平洋を望む夷隅郡岬町の内陸部鴨根地区に位置する第３２番札所の清水寺。参道を上ると仁王門から四天門、本堂へとつづく。緑の樹々に囲まれた静かで風格のあるお寺だ。本尊は千手観音。国道１２８号線か４６５線を利用。
