季節特集一覧

第71回とうろう流しと大花火大会
クロマツ、アカマツの老木が見事な枝ぶりを見せる名勝「気比の松原」。三保の松原・虹の松原と並ぶ「日本三大松原」の一つで、奈良時代に一夜にしてできたという伝説があり、「一夜の松原」とも呼ばれている。その美しい海岸線は、1928(昭和3)年に国の名勝に指定。若狭湾国定公園、越前加賀海岸国定公園に含まれている。この地の恒例行事が1950(昭和25)年に始まった「とうろう流しと大花火大会」。僧侶の読経のなか、約6000個のとうろうが松原海岸に流され、水上花火やスターマインなどの花火が夜空にきらめく。
諏訪湖サマーナイト花火
「そうだ花火!見にいこう」をキャッチフレーズに、なんと1ヶ月以上連夜にわたり、音楽とシンクロした花火が約15分間打上げられる。この期間中なら「そうだ花火!」と、突然花火が見たくなっても大丈夫、華やかな花火がほぼ毎日堪能できる。湖面に専用の打上げ台が設けられ、そこから3~4号玉を中心に、スターマインなどが次々と諏訪湖の夜空を熱く焦がす。